和歌山 · 紀伊半島
根来寺
かつて僧兵集団の一大拠点だった根来寺。現在は静かな寺院ですが、日本最大の木造多宝塔と、約7,000本の桜で知られ、日本さくら名所100選にも選ばれています。
私兵集団の拠点から、国宝の寺院へ
16世紀後半の最盛期、根来寺は単なる寺院というより要塞化された都市でした。数千人の僧が暮らし、その中には自ら製造した鉄砲を扱う鉄砲隊もいました。その軍事力ゆえに標的とされ、1585年の豊臣秀吉の紀州征伐でほとんどの建物が焼失しましたが、大塔をはじめ、わずかな建物だけが焼け残りました。
大塔は1547年に完成し、高さは約40メートル。日本に現存する多宝塔としては最大規模を誇ります。その規模と、あの焼き討ちを免れて現存しているという歴史的経緯が、国宝指定の理由の一つです。
近隣の宿泊先
根来寺自体に宿はなく、バスまたは車で30〜40分ほどの和歌山市が現実的な拠点になります。
| ホテル | 1泊あたり(目安) | 特徴 | 予約 |
|---|---|---|---|
| ホテルグランヴィア和歌山 | $55〜 | JR和歌山駅直結。紀三井寺や和歌山城と組み合わせるのに便利。 | Booking.com → |
| ダイワロイネットホテル和歌山 | $53〜 | 駅から徒歩圏内の手頃なビジネスホテル。 | Booking.com → |
| カンデオホテルズ南海和歌山 | $77〜 | 南海和歌山市駅側の、やや上質なクラスの選択肢。 | Booking.com → |
訪問の前に
紀三井寺と異なり、根来寺は鉄道駅から直結していません。和歌山市からのバス便は本数が少ないため、事前に時刻表を確認するか、帰りはタクシー利用も検討しておくとよいでしょう。
根来寺自体に宿泊施設はありません。多くの旅行者は和歌山市に宿を取り、半日の日帰り旅として訪れます。同じ日に紀三井寺と組み合わせることもよくあります。
根来寺へのアクセス
JR和歌山駅から和歌山バス「根来」または「岩出」方面行きに乗車。本数が少ないため、事前に時刻表を確認してください。所要時間は約40分です。
和歌山市内から車の場合、阪和自動車道または一般道経由で約30分。境内に駐車場があります。